塩野義株反発、米子会社リストラで来期以降改善期待-今期は下振れも

製薬メーカー中堅の塩野義製薬の 株価が一時、前日比2%高の1509円と反発。米子会社のリストラに伴 う特別損失などで今期(2011年3月期)業績が会社計画を下回るとの 報道があったが、米社の体質改善が期待できる材料と受け止められた。

今期連結純利益は前期比22%減の300億円前後にとどまり、会社 計画の360億円を17%下回る見通し、と22日付の日本経済新聞朝刊が 報道した。米子会社の体質改善を狙い、販売品目を絞り込んだり営業人 員を削減するため、120億円前後の特別損失を計上する見込みという。

みずほインベスターズ証券の多田博紀シニアアナリストは、会社側 が8月2日に米子会社のリストラなどで今期業績予想を下方修正した経 緯に言及、ある程度の特損拡大はその後の株価に織り込まれたとみてい る。多田氏はむしろ「今期にウミを出し切り、来期は増益転換しようと する会社側の姿勢はプラス」と述べていた。

会社側は報道を受けて、「当社が発表したものではない。業績予想 から大幅な変更が生じたことが判明した場合は速やかに公表する予定」 とのコメントを発表した。

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