ブラジル:海外投資家による先物取引、課税の抜け穴ふさぐ措置発表

ブラジル政府は、同国デリバテ ィブ(金融派生商品)市場で海外投資家が課税を逃れる抜け穴をふさ ぐ規則を20日公表した。今週の税率引き上げに伴う措置。

ブラジルの国家通貨審議会(CMN)は20日の声明で、同国の 先物市場への投資を目指す外国人にブラジルの金融機関が資産を貸し 付けたりスワップを行うことを禁止する新規則を発表した。これら金 融機関には銀行や証券会社が含まれている。

この新規則の実施を担当するブラジル中央銀行当局者、セルジ オ・オディロン氏がブラジリアで記者団に語ったところによると、同 規則は満期日が設定されている既存の取引は対象としないが、満期日 が設定されていないものについては今年末までの終了が義務付けられ る。

ブラジル政府は18日、通貨レアルを2年ぶりの高水準に押し上 げた海外からの投資資金を対象に、今月2回目となる税率引き上げを 実施すると発表。海外投資家による確定利付証券購入に課す、いわゆ るIOF税(金融取引税)の税率を従来の4%から6%に引き上げた ほか、先物取引のため預け入れる証拠金への税率も0.38%から6% に上げた。

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