アイルランド政府、来年も銀行保証制度の継続を検討-関係者

アイルランド政府は、国内銀行の 資金調達を支援するため、来年も銀行保証制度の継続を目指す可能性 がある。事情に詳しい関係者が明らかにした。

銀行が保有する期間5年までの新規優先債や預金を保証対象とす るELG制度は今年末で失効する。先月失効した2年間の保証制度と は異なり、劣後債はELGの保証対象に含まれていない。ELG制度 は半年ごとの検証が義務付けられており、期間延長には欧州連合(E U)の行政執行機関である欧州委員会の承認が必要となる。

アイルランドは、国内の金融システムがまひ状態に陥る中、2008 年9月に世界で初めて銀行保証制度を導入。ただ、現在も銀行は資金 調達に苦しんでおり、アイルランド中央銀行が8日発表した統計によ れば、同国の銀行が9月に欧州中央銀行(ECB)から受けた融資は 25%増え1191億ユーロ(約13兆4600億円)となった。

アイルランド財務省は22日、電子メールで、「政府は適切な保証 スキームを通じて銀行の支援を継続する」と述べた。

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