NYコーヒー先物:13年ぶり高値-生産国の悪天候で供給減との見方

ニューヨークのアラビカ種コー ヒー相場は13年ぶりの高値に達し、ロンドンのロブスタ種コーヒー相 場も2008年以来の高値を付けた。生産国が悪天候に見舞われ供給が抑 制されるとの見方が広がっていることが要因。

ニューエッジUSA(ニューヨーク)の法人セールス担当バイスプ レジデント、ロドリゴ・コスタ氏は、アジアの降雨により収穫や生豆の 処理が遅れていると指摘。中米でも降雨により「この地域からの出荷」 に支障が出ているとの見方を示した。アラビカ種コーヒーの世界2位の 生産国であるコロンビアは15日、真菌感染による被害が出ており、来 年の生産高が減少する可能性があるとの見通しを示した。

マッコーリー・グループ(ロンドン)のアナリスト、コナ・ハク氏 (ロンドン在勤)は南米の収穫については「依然として懸念が大きい」 と指摘。「不具合を許容する余地はもうないため、供給見通しの引き下 げが発表されたり生産への支障が生じたりすれば相場はさらに高騰す る。変動性の高い状況が続くだろう」と述べた。

ICEフューチャーズUSのアラビカ種コーヒー先物12月限は、 前日比4.25セント(2.2%)高の1ポンド当たり2.01ドル。一時は

2.035ドルと、中心限月としては1997年8月11日以来の高値に達し た。

NYSE傘下のロンドン国際金融先物取引所(LIFFE)のロブ スタ種コーヒー先物2011年1月限は53ドル(2.9%)高の1トン当 たり1893ドル。一時は1910ドルと、08年10月14日以来の高値を 付けた。

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