米国株:続伸、企業の好決算や失業保険申請の減少で

米株式相場は続伸。オークショ ンサイトを運営するeベイや外食産業最大手マクドナルドの業績が 予想を上回ったほか、失業保険申請件数が前週比で減少したことが 好感された。不良債権化した住宅ローンによる損失が広がるとの懸 念を背景に、金融株は売られた。

映画レンタルサービスのネットフリックスは急伸。サービス加 入者の予想引き上げが好感された。バンク・オブ・アメリカ(BO A)は下落。アルミのアルコアや石油のオクシデンタル・ペトロリ アムも安い。ドル上昇を受けた商品安が嫌気された。

S&P500種株価指数は前日比0.2%高の1180.26。一時は

0.6%安まで売り込まれる場面もあった。ダウ工業株30種平均は

38.60ドル(0.4%)上昇の11146.57ドル。

米資産運用会社コモンファンドで運用に携わる、マイケル・ス トラウス氏は、「圧倒的な数の企業が予想を上回る利益を出している。 企業支出が上向いており、中には雇用を伴う投資もあるだろう。株 式にとっては良好な環境だ」と述べた。

企業業績

ブルームバーグがまとめたデータによると、S&P500種銘柄 で10 月7日以降に四半期決算を発表した企業のうち、1株当たり 利益がアナリスト予想を上回ったのは85%以上だった。純利益は 47%増、売上高は7.5%拡大した。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した9月の米景 気先行指標総合指数(LEI)は3カ月連続のプラスとなった。米 株式は同指数発表後も堅調を維持した。

また、米労働省が発表した15日に終了した1週間での新規失業 保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万3000件減少して45 万2000件。失業保険の継続受給者も減少したが、延長給付者は増 加した。

グレンミードの投資戦略ディレクター、ジェーソン・プライド 氏は「最新の経済統計からは、労働市場が正しい方向には向かって いるが緩やかなペースでしか回復していないことが示されている」 と指摘した。

eベイ

eベイは6%高。同社の売上高と利益の見通しが予想を上回っ たほか、同社が事業再建策の一環として、手数料の引き下げや利用 方法の改善を図ったのが好感された。

マクドナルドは1.3%高。同社の7-9月(第3四半期)決算 は10%増益だった。新メニューで客足が伸びた。1株当たり純利益 は1.29ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の

1.25 ドルを上回った。

ネットフリックスは13%の急伸。同社の10-12月(第4四半 期)利益予想は1株当たり最大74セント。アナリスト予想平均の 70セントを上回った。同社の年末時点での加入者見通しは最大で 1970万人と、従来予想の1850万人を上回った。

アルコアは1.3%安、オクシデンタルは2.7%値下がりした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE