セントルイス連銀総裁:資産購入1000億ドル単位で開始を

米セントルイス連銀のブラード総 裁は、11月に1000億ドル(約8兆1300億円)相当の長期国債をまず 購入し、その後は景気回復の動向次第で買い入れの規模を調整すべき だと提案した。

ブラード総裁はセントルイス連銀主催の会議で、「量的緩和の推進 を決定するとすれば、採用できそうな良い計画がある。連邦公開市場 委員会(FOMC)の会合と次の会合との間に1000億ドル単位の購入 を検討するというものだ」と発言。その上で、「次回会合に向けて、購 入継続の見通しがどの程度かについてFOMCの考えをあらかじめ示 すこともできるかもしれない」と付け加えた。

同総裁の今回の提案は、金融政策の段階的な調整を求めた以前の 発言に沿ったもので、大規模な資産購入プログラムを開始する考えに 対しては、「はっきりと異を唱える」とあらためて強調した。

総裁は「この決定はFOMCの会合ごとに見直すことができるだ ろう」とした上で、「ある時点で経済指標が特に強くなった場合には購 入を停止し、弱くなった場合には増額することが可能だ。FOMCが 最良の金融政策を追求する上で、このような柔軟性こそが切に求めら れる」と語った。

ブラード総裁は自らの提案について、時間の経過とともに少しず つ効果を積み上げ、最終的により大きな効果をもたらすと説明。ただ、 資産購入に対する投資家の期待で長期金利が既に低下しているため、 「11月のFOMC会合で開始を決定しても、実際はあまり大きな効果 が表れないかもしれない」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE