欧州債:ギリシャなど周縁国債が下落-スペイン入札が低調で

欧州債市場ではギリシャやア イルランドなどユーロ圏周縁国の国債が下落。スペイン国債の入札が 不調に終わったため、売りが膨らんだ。

ロンドン時間午後4時45分現在、ギリシャ10年債の独10年 債への上乗せ利回りは6.79ポイントと、前日から18ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)拡大した。アイルランド国債の上乗 せ利回りは21bp拡大の6.64ポイント、ポルトガルは16bp拡大 の5.94ポイント。ドイツ2年債利回りは6カ月ぶりに1%を上回っ た。

周縁国国債は今年、独国債よりも下落している。スペインやギリ シャなどが金融危機の際に財政赤字を膨らませたため、資金調達に苦 戦するとの懸念が背景にある。スペイン財務省はこの日、2025-32 年償還債を38億5000万ユーロ発行した。これは最大目標を下回る 規模。

ドイツ銀行の債券ストラテジスト、モヒト・クマール氏(ロンド ン在勤)は、「大規模な供給の1日だった」と述べ、スペインの入札 結果については「芳しくないという印象だ」と語った。

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