金融取の太田社長:「くりっく株365」、為替取引の投資家参入を期待

東京金融取引所の太田省三社長 は21日の会見で、来月から始める同取引所の株価指数証拠金取引「く りっく株365」について、既存の為替証拠金取引「くりっく365」です そ野が広がった個人投資家が参入してくることに期待感を示した。

同取引所は、「日経225」、「FTSE100」、「DAX」の株価 指数の証拠金取引を11月22日から始め、「FTSE中国25」と「F TSE TWSE 台湾50」についても12月13日から取引を開始す る。

太田社長は、すでに上場している為替証拠金取引「くりっく365」 が個人投資家にとって魅力的な商品になっていると指摘した上で、「為 替取引の28万近い口座の投資家が、取引通貨が増えたようなイメージ でくりっく株365も取引してもらいたい」と述べた。

東京金融取では、日本銀行の金融緩和を受けてユーロ円3カ月金 利先物の取引数量が減少する一方、為替証拠金取引の「くりっく365」 は取引の増加が続いており、収益の中核となっている。今後は、金利と 為替に株の商品も加えることで取引の一段拡大を目指している。

「くりっく株365」のマーケットメーカーは、大和証券キャピタ ル・マーケッツと外資系証券1社が行う予定。

一方、太田社長は会見で、上場を検討していたクレジット・デフ ォルト・スワップ(CDS)の商品については、「欧米に比べて日本は 市場が小さいため、上場するつもりはない」と発言。CDSの店頭(O TC)取引の清算(クリアリング)業務についても参入するつもりがな いことを明らかにした。

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