海外勢買い越し継続も額急減、円高で緩和効果後退-10月2週日本株

海外投資家は10月第2週に日本 株を3週連続で買い越したものの、買越金額は急速に縮小したことが明 らかになった。

東京証券取引所が21日発表した10月第2週(12-15日)の投資 主体別売買動向(東証・大証・名証の1・2部合計)によると、海外投 資家の買越額は876億円。半年ぶりの高水準だった前週(2932億円) から減少した。

同週末の日経平均株価はその前の週に比べて0.9%(88円)安の 9500円。米金融緩和期待を背景にドル・円相場は15年ぶりの円高値と なる1ドル=80円台まで突入した。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は「海外投資家は日銀の金融緩和を評価して第1週に大幅に買い越した ものの、円高で緩和効果が薄れたとして買いを減少させた」との見方を 示した。為替警戒から海外投資家の様子見は第3週も続いており、相場 の方向感が出にくい要因になっているとしていた。

海外投資家以外の買い越し主体は、信託銀行が5週ぶり(393億 円)、投資信託が3週連続(83億円)などだった。

半面、主な売り越し主体は、証券会社の自己売買部門が3週連続 (金額は969億円)、事業法人が2週連続(164億円)、個人は3週連 続(104億円)、生・損保は6週連続(59億円)など。

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