【テクニカル分析】ポンド、年初来安値突破で昨年1月来125円割れも

外為どっとコム総合研究所の川畑 琢也研究員によると、テクニカル分析の観点から、ポンドが対円で5 月に付けた年初来安値を下抜けた場合、昨年1月以来となる1ポンド =125円割れの水準へ下落する可能性がある。

川畑氏は21日のインタビューで、目先は年初来安値の126円70 銭付近を維持できるかどうかがポイントで、同水準を割り込んだ場合 は、8月から9月にかけての下落幅を9月17日の直近高値から引いて 算出した「124円94銭」が次の下値のターゲットになると語った。

ポンドは8月に付けた高値137円80銭付近から9月中旬にかけて 127円65銭付近まで下落。その後いったん値を戻したが、9月17日 に付けた135円06銭(ブルームバーグ・データ参照、以下同じ)をピ ークに再び下落に転じ、今月20日には一時、127円38銭と年初来安 値(126円77銭)を記録した5月20日以来、5カ月ぶりの水準まで 値を切り下げた。

川畑氏はまた、124円94銭のターゲットを割り込めば、8-9月 の下げよりも「今回の下げは威力が増している可能性がある」とし、 その場合は昨年1月に付けた最安値(118円85銭)に向け一段の下落 余地が生まれるとの分析を示した。

22日の東京外国為替市場ではポンド・円が127円台後半で推移。 川畑氏は、月足チャート上、昨年8月の高値163円から引いた下降ト レンドラインが足元134円台後半を通っており、ポンドが同ラインを 下回っている間は「上に行きにくい展開が予想される」と指摘してい る。

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