韓国LGディスプレー7-9月:62%減益-パネル価格下落

液晶表示装置(LCD)メーカー 世界2位、韓国のLGディスプレーの2010年7-9月(第3四半期) 決算は、前年同期比62%減益だった。テレビやパソコン(PC)モニ ターの需要鈍化に伴うパネル価格の下落が響いた。

同社が21日発表したところでは、純利益は2242億ウォン(約161 億円)と、前年同期の5953億ウォンから減少。ブルームバーグ・ニュ ースがまとめたアナリスト調査の平均値では、1450億ウォンと見込ま れていた。

業界最大手の韓国サムスン電子が7日発表した7-9月期の利益 がアナリスト予想を下回ったことで、エレクトロニクス製品の世界的 な需要鈍化に対する懸念が強まっていた。アナリストらによると、L Gディスプレーは、需要の弱さやパネルの過剰供給が一段の製品値下 がりにつながり、10-12月(第4四半期)に赤字を計上する可能性が ある。

東洋総合金融証券のアナリスト、イ・ソンジン氏(ソウル在勤) はLGディスプレーの決算発表前に、「パネル価格は10-12月期末ま で下落し続ける公算が大きい」と指摘。「市場がうまく拡大しなかった のではなく、需要見通しが高過ぎた。それが供給過剰につながった」 と語った。

7-9月期の売上高は15%増の6兆7000億ウォンと、ブルーム バーグがまとめたアナリスト8人の予想(6兆2100億ウォン)を上回 った。営業利益は73%減の1821億ウォン。ブルームバーグ予想は1508 億ウォンだった。

LGディスプレーの21日株価終値は、前日比2%安の39450ウォ ン。決算発表は同日の取引終了後だった。

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