東芝:4-9月期純利益は従来予想の2.7倍へ-半導体好調

半導体メーカー国内最大手の東芝は 21日、2010年4-9月期の連結純損益が従来予想の2.7倍の270億円 となったもようだと発表した。スマートフォン(高機能携帯電話)の世 界的な需要拡大などで半導体のフラッシュメモリーや液晶パネルの出 荷が好調だった。

従来は100億円の最終黒字を見込んでいた。前年同期は577億円の 赤字だった。ブルームバーグが集計したアナリスト4人の予想平均値 (約183億円)を48%上振れた。営業利益は1040億円と従来予想の700 億円を上回ったもようだ。

主力のフラッシュメモリー事業では、米アップルの多機能携帯電話 「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型コンピューター「i Pad(アイパッド)」向けが好調だった。ブルームバーグのデータに よると、市場で指標となる容量16ギガ(ギガは10億)ビット品1個の スポット価格は需要拡大を受け、第2四半期は前四半期に比べ回復して いる。

一方、売上高は3兆800億円。円高の進行や携帯電話事業が富士通 との事業統合により計上しなかった影響などから、予想の3兆3000億 円を下回る見通し。4-9月期決算は11月9日に公表する予定。

東芝の株価終値は前日比9円(2.2%)安の408円。4月30日につ けた年初来高値の556円から約27%下落している。

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