東陽テク株午後上昇場面、連続営業増益見込む-円高で仕入れ値抑制

エレクトロニクス関連を中心とし た計測器の輸入専門商社である東陽テクニカ株が午後2時の決算発表 後、一時前日比1.4%高の747円まで上昇する場面があった。円高に よるコスト低減効果から前期営業利益は13%伸びた上、今期も連続増 益を計画、収益性の向上を見込む買いが優勢になった。

同社が発表したリリースによると、前期(2010年9月期)の連結 売上高は前の期に比べ3.2%減の178億円。自動車業界向けデータ解 析分野は増えたが、電磁波(EMC)測定分野の投資環境が改善しな かった。ただ、営業利益は同13%増の12億3600万円と増益を確保。 同社の経営企画室の説明によると、円高が進み、仕入れ値が抑えられ たことで利益率が向上したという。

今期(11年9月期)予想は、売上高で前期比12%増の200億円、 営業利益で46%増の18億円と連続営業増益を計画。成長が著しい中 国市場で、液晶評価装置などのオリジナル開発商品を投入するという。 中国では現地法人を近々設立し、本格的に進出する予定だ。

ただ、株価終値は0.1%安の736円と失速し、結局3日続落。今 期最終利益に関しては、前期に計上した連結子会社の株式譲渡に伴う 特別利益がない分、前期比35%減の12億5000万円を見込んでいる。

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