FSB議長:大規模金融機関、「国によって」異なる資本規制適用も

20カ国・地域(G20)の中央銀行 や監督当局で構成する金融安定化理事会(FSB)のドラギ議長(イ タリア銀行=中央銀行=総裁)は、大き過ぎてつぶせないと見なされ る金融機関を対象とする資本・流動性規制は「国によって」異なる可 能性があると述べた。

ドラギ議長は、各国の監督当局が大規模金融機関の規制に向けた 選択肢について作業を継続するとした。同議長は20日、ソウルで開い たFSB総会後の記者会見で、システム上重要な金融機関の取り扱い は「国によって異なるものになるだろう」と語った。

各国の規制当局は、大き過ぎてつぶせない金融機関が2008年の米 リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たんなどの金融ショック を確実に乗り切れるようにする方策を模索している。英米やスイスは 国内の大規模金融機関に対し、バーゼル銀行監督委員会が先月掲げた 新たな自己資本規制よりもさらに厳しい基準の適用を検討している。

ドラギ議長は、システム上重要な金融機関の規制が国によって異 なるのは避けられないと指摘。各金融機関の「事業モデル」と「歴史」 がそれぞれ異なっていることによる当然の結果だと述べた。

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