BHPの鉄鉱石の生産能力拡張に遅れも、利益見通し下方修正-UBS

UBSは、世界最大の鉱山会社、 オーストラリア・英系BHPビリトンによる豪州での鉄鉱石生産能力 の拡張工事は2012年下期まで完了しないとの見通しを示した。

UBSのアナリスト、オリビア・カー氏(ロンドン在勤)が20 日のリポートで指摘した。拡張工事計画「RGP5」は48億ドル (約4000億円)規模で、完了すれば年間の生産能力は5000万トン 引き上げられることになる。計画の遅れを主な理由としてUBSは、 BHPの12年通期の利益見通しを240億ドルと従来の254億ドル から5.6%下方修正した。

BHPは20日に発表した資料で、計画は79%完了しているが、 陸運・海運面の問題を確認するため「現在、規模の見直しを行ってい る」と発表。BHPの広報担当者、ケリー・キルケ氏はこれ以上のコ メントは控えた。

UBSによれば、BHPによる増産の遅れは鉄鉱石価格の下支え 要因になる見込み。

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