米ウェルズ・ファーゴ:住宅ローン買い戻しの必要性は後退-CFO

米ウェルズ・ファーゴは、不良 債権化した住宅ローンの買い戻し義務が7-9月(第3四半期)に軽 減したことを明らかにした。米銀大手は買い戻しを余儀なくされると の懸念が強い中、ハワード・アトキンス最高財務責任者(CFO)は ライバル行との違いを強調している。

アトキンスCFOは20日、7-9月期決算の電話説明会で「問 題がやや誇張されている上、市場では誤解も生じている。当社の状況 は引き続き同業他社の一部と異なっている。実際のところ買い戻しの 必要性は小さくなった」と語った。

ウェルズ・ファーゴの発表文によると、買い戻し向けの引当金は 7-9月期に13億ドル(約1060億円)と、前期の14億ドルから減 少。買い戻し請求の未処理分も38億ドルと、同43億ドルを下回った。

米国株市場では過去1週間にわたり銀行株が下落。住宅融資を手 掛ける金融機関は不適切な書類利用により、住宅ローン担保証券(M BS)の投資家から数十億ドル相当の住宅ローン債権の買い戻しを強 いられる恐れがあるとの観測が背景にある。

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