NY原油(21日):下落、中国の需要伸び悩みを懸念-ドル反発も材料

ニューヨーク原油先物相場は大 幅下落。世界最大のエネルギー消費国、中国での製油量が1年半年 ぶりの低い伸びにとどまったことが嫌気された。中国政府が景気過 熱の抑制措置を取っていることが背景にある。また外国為替市場で ドルが対ユーロで持ち直したことも、原油の売り材料と見なされた。

9月の中国製油量が日量約850万バレルとの調査結果を受け、 原油価格は一時、3%安まで売り込まれた。製油量は前年同月に比 べて6.6%の伸び、2009年3月以降で最低の増加率となった。

コンサルティング会社、プレステージ・エコノミクス(テキサ ス州オースティン)のジェイソン・シェンカー社長は、「中国の製油 データは新興市場国の需要に対する不安を浮かび上がらせた」と指 摘。「きょうの下げにはドル上昇も一役買った」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比1.98ドル(2.40%)安の1バレル=80.56ドルで終了。過去 1年間では1%の値下がり。

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