スペイン:15年物国債などで38.5億ユーロ調達-目標上限は下回る

スペイン政府は21日に入札を実 施し、15年物国債などで38億5000万ユーロ(約4380億円)を調達 した。需要は前回入札に比べて弱く、発行高は目標上限を下回った。

スペイン銀行(中央銀行)によると、2025年7月償還債29億1000 万ユーロの平均落札利回りは4.541%。前回7月15日の入札では

5.116%だった。2032年7月償還債9億4100万ユーロの利回りは

4.777%。入札前の流通市場での利回りは4.806%だった。

15年債の応札倍率は1.44倍で、前回の2.57倍を下回った。2032 年償還債の応札倍率は1.42倍。中銀によると、この日の調達目標の上 限は40億ユーロだった。

ウニクレディト銀行の債券ストラテジスト、チアラ・クレモネシ 氏(ロンドン在勤)は、入札「結果は強弱がまじり合っている。需要 は前回より弱かったようだ」とし、「投資家は今後2、3カ月のスペイ ンの動向を注視し続けるだろう」と述べた。同氏はスペインが今年さ らに約160億ユーロの国債を発行する必要があるとみている。

2032年債の利回りは入札後に流通市場で4.835%と20日の

4.791%から上昇。ドイツ債との格差は167.1ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)に拡大した。

スペイン議会は20日、予備的採決で2011年予算を通過させ、赤 字削減に向けた財政緊縮の実践に道を開いた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE