日産自:海外部品の使用拡大目指す、円高への対応で-パーマー常務

日産自動車のアンディ・パーマ ー常務執行役員は、円高が輸出の採算性に響いているため、日本国内 で製造する自動車向けに海外部品をより多く購入することを目指して いると明らかにした。

パーマー常務は30日、パリモーターショーでのインタビューで、 「キューブ」などの車種で円以外の通貨建ての部品が35-40%を占 めることを望んでいると語った。これらには現在、海外部品はほとん ど使われていない。一部の車種については、他国通貨建ての部品を使 うようになるまで販売を抑制しているという。

パーマー常務は「円以外の通貨建ての部品を増やすか、工場を閉 鎖するかだ」とし、「円が1ドル=85円に上昇すると想像したことは なかった。最悪の悪夢でも90円だった」と述べた。

円高の進行は、米国での「ローグ」、欧州での「エクストレイル」 販売に加え、高級車ブランド「インフィニティ」の輸出など、主要車 種の利益を圧迫している。

パーマー常務は、2013年ごろに投入するエクストレイルの後継 車は日本と中国で製造する公算が大きいと述べた。