米GDP確定値:第2四半期1.7%増-景気減速を確認

米商務省が30日に発表した 2010年第2四半期(4-6月)の実質国内総生産(GDP、季節 調整済み、年率)確定値は前期比年率1.7%増となった。米連邦 準備制度理事会(FRB)が懸念している景気減速が示された格 好だ。

第2四半期の確定値は、改定値の1.6%増からは小幅上方修 正された。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの 予想中央値では、改定値から変わらずの1.6%増が見込まれてい た。第1四半期(1-3月)は3.7%増だった。

JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マ イケル・フェロリ氏は「経済の成長ペースは緩慢だ」と指摘。「政 府の景気対策は失業率低下には何の効果もないだろう。労働市場 の改善は非常に遅い」と述べた。

GDPの約7割を占める個人消費は2.2%増と、改定値の 2%増から上方修正され、07年第1四半期以降で最大の伸びとな った。個人消費のGDP寄与度は1.54ポイントだった。

貿易赤字は4490億ドルと、改定値の4449億ドルから赤字 幅が41億ドル拡大した。輸入額の上方修正が影響した。貿易赤字 のGDP寄与度はマイナス3.5ポイントと、マイナス寄与度とし ては統計が開始された1947年以降で最大となった。

企業利益は3%増と、低い伸びにとどまった。前年同期比で は37%増だった。

設備投資では、機器・ソフトウエアが前期比年率で24.8%増 と、1983年以降で最大の伸び。一方で構築物は0.5%減と、改定 値の0.4%増からマイナスに修正された。

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