桜井財務副大臣:円高是正に断固たる措置-補正予算早期に

桜井充財務副大臣は30日夕の定例 会見で、政府の為替政策について、円高是正へ断固たる措置を取ると の姿勢をあらためて示した。一方、国内景気下支えのため、臨時国会 の会期中での補正予算成立を目指すとの意向を表明した。

桜井副大臣は、円相場が政府による介入後の最高値を付けている ことについて、菅内閣として「円高是正のために断固たる措置を取る ということになっている」と強調。具体的な政策判断は首相や野田佳 彦財務相が決めると述べた。

日本銀行の金融政策に関しては、来週の日銀政策決定会合を注目 する姿勢を示した上で、円相場に対して「適切な判断をしていただけ るものだと期待している」と表明。金融緩和策については、現行法の 範囲で「かなりのことをやっている」とし、日銀法改正に関しては「あ る程度法律を改正する必要性が出てくるのかどうかは、政府全体で考 えていくべきことだ」との考えを示した。

一方、国内景気については、日銀の企業短期経済観測調査(短観、 9月調査)で「先行きに対して非常に不安であるという数字が出てき た」と指摘。「景気対策自体が喫緊の課題」として、臨時国会の会期 中での補正予算成立を急ぐ考えを示した。