外国人が2週ぶり売り越す、円高で持ち高縮小-9月4週日本株需給

9月中旬に日本株の戻りに一巡感 が強まったのは、売買代金の6割超を占める海外投資家の売りが要因 だったことが明らかにになった。

東京証券取引所が30日発表した9月第4週(21-24日)の投資 主体別売買動向(東証・大証・名証の1・2部合計)によると、海外 投資家は2週ぶりに売り越した。売越額は704億円。

同週の日経平均株価は、前の週に比べ1.6%(154円)安の9471 円と4週ぶりに下げた。みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニア テクニカルアナリストは、「為替の円高による業績不透明感から海外投 資家はポジション(持ち高)を手じまう動きとなった。こうした流れは 今週も続いている」と見る。

このほか、主な売り越しでは、投資信託が2週連続(299億円)、 信託銀行は2週連続(111億円)、生・損保は3週連続(99億円)など。

一方、主な買い越しでは、証券会社の自己売買部門が3週連続(606 億円)、個人が4週ぶり(398億円)などだった。このうち個人は、前 週に先物を含めた実質ベースで3月5週以来、今年度に入って最も大 きく売り越していた。「前週までの戻り売りが一巡し、株価の値ごろ感 から買い下がった」と、三浦氏は見ていた。