米上院外交委:IMFでの投票権維持、ガイトナー財務長官に要請

米上院外交委員会の指導者らは、 国際通貨基金(IMF)理事会の再編について、新興国の議席の割合 を見直す一方で、米国の投票権の現状を維持するようガイトナー財務 長官に求めた。

ジョン・ケリー委員長(民主、マサチューセッツ州)と、リチャ ード・ルーガー上院議員(共和、インディアナ州)は、米国が現在の 投票権を維持する限り、IMF理事会の再編を支持すると表明。欧州 勢の議席を削減する財務省の取り組みを支持した上で、この問題にお けるガイトナー長官の対応が、法制化の行方の鍵を握っていると指摘 した。

ケリー、ルーガー両議員は27日付のガイトナー長官あての書簡で 「この問題が公平に解決することが非常に重要だと考えている」と表 明した。ブルームバーグが29日、書簡の内容を入手した。

両議員は「米国はすでに、他の加盟国に追加的な投票権を提供す るため、自らの比率の縮小を容認している」と説明。「われわれはこれ 以上の投票権や出資比率の縮小に強く反対する。他の先進国が引き続 き過剰な投票権を握っている状況においては特にそうだ」と指摘した。

米国はIMF最大の出資国で、投票権比率は16.7%。可決に加盟 国の85%の賛成を必要とする案件で唯一拒否権を行使できる。

-- Editors: Christine Spolar, Laurie Asseo.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Rebecca Christie in Washington at +1-202-654-1273 or rchristie4@bloomberg.net; Sandrine Rastello in Washington at +1-202-654-4318 or srastello@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE