キヤノン:日立ディスプレイズ子会社化撤回、出資比率維持

総合電機国内最大手の日立製作所と デジタルカメラ世界最大手のキヤノンは30日、両社が出資している中 小型ディスプレイ事業の「日立ディスプレイズ」について、現在の両社 の出資比率を維持することで合意したと発表した。

両社は2008年2月、キヤノンが将来的には日立ディスプレイズへ 過半数以上を出資し子会社化すると発表した経緯がある。今回、子会社 化の方針を変更し、現状を維持することにした。キヤノンは自前でディ スプレイ事業を展開する方針を撤回、8月には次世代薄型ディスプレイ 「SED(表面電界ディスプレイ)」の開発子会社解散を発表したばか り。

日立ディスプレイには、日立が75.1%、キヤノンが24.9%を出資し ている。携帯電話などモバイル機器、ゲーム機、車載用ディスプレイ向 けなどの中小型液晶ディスプレイを手がけており、今後も、最先端の液 晶ディスプレイの技術や有機EL(エレクトロック・ルミネッセンス) も共同開発を続ける方針。

日立の30日終値は前日比9円(2.4%)安の365円、キヤノンは同 50円(1.3%)安の3895円。

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