テンプルトンのモビアス氏:トルコ株に近く約200億円の追加投資へ

テンプルトン・アセット・マネジ メントは、「近々」トルコ株に2億5000万ドル(約200億円)を投 資する計画だ。同社新興市場グループのマーク・モビアス会長が明ら かにした。

モビアス氏は29日遅くにイスタンブールでの記者会見で、「今月、 2億5000万ドルの追加投資を行う予定だ」とした上で、「当社のファ ンドはトルコを非常にオーバーウエートとしている。相場が下がれば 歓迎だ。押し目買いできる」と語った。

トルコ株の指標、イスタンブール・ナショナル100種指数は年初 から24%上げており、この上昇率は欧州の主要株価指数の中でトップ。 29日の取引では日中ベースでの過去最高値を更新した。ブルームバー グの集計データによると、同指数の株価収益率(PER、実績ベース) は11.6倍と3月以来の高水準となっているが、MSCI新興市場指 数の14.8倍は下回っている。

モビアス氏は「相場はテクニカル的に、企業増益を受けて来年が トルコ投資に非常に良い年となることを示している」と述べ、「政治リ スクは見られない」と語った。同社のファンドは現在、トルコに10 億ドル投資しているという。