NY原油時間外:7週間ぶり高値近辺-先週のガソリン在庫減を好感

ニューヨーク原油先物相場は30 日の時間外取引で、7週間ぶりの高値近辺で小動き。米政府が発表した ガソリン在庫が予想外に減少したほか、製油所の稼働率が4月以来の低 水準に低下したことが材料となっている。

原油先物相場の月間上昇率は過去7カ月で最大になりそうだ。前 日の通常取引は2.2%上昇した。エネルギー省が発表した先週のガソリ ン在庫は347万バレル減少し2億2260万バレルとなった。ブルームバ ーグ・ニュースの調査では35万バレルの増加が予想されていた。原油 在庫も減少した。

ナショナル・オーストラリア銀行の鉱物・エネルギー担当エコノ ミスト、ベン・ウェストモア氏(メルボルン在勤)は「石油製品だけ でなく原油在庫の減少は製油所が定期点検に入る季節であることも あり特に良い兆しだ。米国と新興市場経済はここ1週間やや良くなって いるようだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限はシド ニー時間午前11時5分(日本時間同10時5分)現在、7セント高の 1バレル=77.93ドルで推移している。前日は1.68ドル高の77.86 ドルで引けた。終値としては8月11日以来の高値。年初来では2%の 下落。