椿本チ株急反発、自動車部品失速後も通期増益は可能-TIW格上げ

産業用チェーンで世界首位、自動 車用チェーンで2位の椿本チエイン株が急反発。自動車部品の後半の 失速を織り込んでも今期は大幅な営業増益が見込めるとし、独立系調 査会社のティー・アイ・ダヴリュは投資判断を引き上げた。好業績を 評価する買いが優勢となり、一時前日比4.7%高の355円まで上げた。

TIWは29日、椿本チの投資判断を従来の「2(中立)」から「2 +(中立プラス)」に上げた。高田悟シニアアナリストは投資家向けリ ポートで、2010年4-6月期(第1四半期)の決算時での計画修正で、 通期は「従来予想をさらに上回る営業増益での着地見込みとなった」 と指摘。エコカー購入補助金終了後の反動の織り込みが慎重な点や、 失速が予想される自動車部品以外での回復が着実に進んでおり、「現行 計画の達成は十分可能」と見ている。

会社側の2011年3月期(今期)の連結業績予想は、営業利益が前 期比58%増の75億円、純利益は32%増の42億円。TIWでは、営業 利益で79億円、純利益で44億円と会社計画以上の水準を見込む。