ニトリ株反落、業績好調も通期予想変えず-アナリストは上振れ想定

家具・インテリアチェーンのニト リ株が一時、前日比1.7%安の6980円と反落。店舗数の増加や円高に 伴う仕入れコストの低減などで、上期決算は大幅な増収増益となった が、会社側が下期の消費低迷などを理由に通期(2011年2月期)業績 予想を据え置き、失望感から売りが優勢となった。

ニトリが29日の取引終了後に公表した上期(2月21日-8月20 日)決算によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前期比17%増 の277億円となった。既存店売上高は同0.7%減と、前年同期(11% 増)に大きく伸びた反動で微減となったが、円高を背景とした海外直 輸入品の仕入れコスト低減で粗利益率は54.9%と1.9ポイント向上、 収益性の改善が進んだ。

UBS証券の守屋のぞみアナリストは29日付の投資家向けリポ ートで、今期連結営業益予想を525億円から530億円(前期比14%増) に増額。「積極出店や商品力強化による成長確度は高い」との見方を示 したが、修正は小幅で、目標株価は9300円で維持している。

ブルームバーグ・データによると、担当アナリストの今期連結営 業益予想の平均は524億円。会社側が今回据え置いた493億円より6% 高い水準となる。

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