ブラジル・レアル:11月以来の高値-金融取引税めぐる財務相発言で

29日の外国為替市場で、ブラジ ル通貨レアルが昨年11月以来の高値を付けた。同国のマンテガ財務 相が、海外投資家による株式・債券の購入に対して増税する計画は 「現時点」でないと発言した。

レアルは前日比0.4%高の1ドル=1.7009レアル。前日は

1.7079レアルだった。

ブラジルのニュースサービス、IGのコラムニスト、ギリェル メ・バロス氏は29日、情報の入手手段を明示せずに、レアルの上昇 を抑制するため10月3日の大統領選後に政府はIOF税(金融取引 税)を引き上げると指摘。M2インベスチメントスのパートナー、 ル イス・グスタボ・メジナ氏は、景気が拡大し、ブラジル石油公社 (ペ トロブラス)が700億ドル(約5兆8600億円)規模の株式発行を実 施する中で、増税では資本フローを制限するのに不十分だろうとの 見方を示している。

ブラジル中央銀行のメイレレス総裁は28日、同国に流入する資 本に対し課税強化を検討していると語った。