米BOAが自己勘定部門で20人超を削減-関係者

米銀大手バンク・オブ・アメリカ (BOA)は、自己勘定取引を制限するボルカー・ルールを順守する ため、同部門で20-30人の削減に着手した。事情に詳しい関係者1人 が明らかにした。

情報が非公開であるとして匿名を条件に語った同関係者によると、 削減数は同部門全体の3分の1に満たない。影響を受けた従業員の一 部は同行内で別の職を探すよう奨励されているという。

BOAの広報担当者、ジェシカ・オッペンハイム氏は「ボルカー・ ルール順守に向け、最善の方策を引き続き模索していく。これはその 方向への一歩だ」と述べた。

同行に先立ち、ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガ ン・チェースも7月成立の金融規制改革法に盛り込まれたボルカー・ ルールを順守するための措置を講じている。提案者のボルカー元米連 邦準備制度理事会(FRB)議長の名前を取ったこのルールは、連邦 預金保険制度に加入する銀行持ち株会社による自己勘定取引を禁止す る条項。

BOAの自己勘定取引部門は、デービッド・ソボトカ氏が世界的 に統括している。同氏は元メリルリンチの商品トレーダーを経てメリ ルの債券トレーディング部門を率いた後、2008年8月に自己勘定取引 部門の責任者に就任。その後2カ月足らずでメリルはBOAへの身売 りに合意した。

同部門は株式や債券、通過、商品などを対象とした自己勘定取引 を集約するために設立された。関係者によると、ソボトカ氏は引き続 き現職にとどまる一方、削減対象の職は10-12月(第4四半期)に完 全に廃止される。

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