米企業の社債保証コスト、2日連続低下-AIGも下げる

29日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米保険会社アメリカン・インターナシ ョナル・グループ(AIG)の社債保証コストが再び低下し始めた。 AIGが公的管理からの脱却に向けて動く中で、スティーブ・ミラー 会長が、2年前の政府救済後初めての起債を発表したことが手掛かり。

CMAによると、AIG債のCDSスプレッドは9.9ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の256.4bp。5月25日以降で は347.9bp低下し、2009年5月に付けた過去最高水準からは3426.8 bp下げている。

ミラー会長はプライベートエクイティ(PE、未公開株)関連会 議のパネルディスカッション後のインタビューで、AIGが半年から 1年以内に、市場に再びアクセスできるようになると述べた。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドはニューヨ ーク時間午後6時1分(日本時間30日午前7時1分)現在、1.3bp 低下して107.5bp。

ブルックフィールド・インベストメント・マネジメントのコーポ レートクレジット担当マネジングディレクター、ジョエル・レビント ン氏は「誰もが来週からの決算発表に備えている」と述べた。

CMAのデータによると、英メジャー(国際石油資本)BPのC DSスプレッドは18.2bp低下の168bp。同社は28日に35億ドル (約2900億円)相当の起債を行った。