ボストン連銀総裁:当局者は弱い景気回復に「精力的」な対応を

ボストン連銀のローゼングレ ン総裁は、米連邦準備制度には「停滞した」景気回復を押し上げ る方策がまだあると述べ、失業率を引き下げ、インフレ率を引き 上げるために一段の措置を検討する必要があると述べた。

ローゼングレン総裁は29日、ニューヨークで講演し、政策当 局者は「自分たちで判断できる選択肢がある限り、精力的かつ創 造的に、さらに思慮深くそして粘り強く対応しなければならない」 と述べた。さらに「政策金利をゼロ金利制約圏まで引き下げたが、 それでもわれわれには選択肢がある」と指摘。米国債の購入など により長期金利を押し下げる方針を提示した。

一方、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁はこの日、「デ フレのリスクがほとんどない」ことなどを理由に、米連邦公開市 場委員会(FOMC)による一段の金融緩和には反対の意向を表 明した。

FOMCは21日の会合後に発表した声明で、必要に応じて一 段の緩和策を講じる用意があることを明らかにした。

7月の個人消費支出(PCE)は食品と燃料を除くPCEコ ア価格指数が前年比で1.4%の上昇と、2008年11月以降、2% を下回っている。

ローゼングレン総裁は、「低過ぎるインフレ率を懸念する一つ の理由は、インフレ率がゼロに近づくほど、有害なデフレに陥る リスクが高まるからだ」と説明した。

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