AIG:日本の2生保48億ドルで売却、29日合意も-関係者

米保険会社アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)は、日本の生保2社を米生保2位の プルデンシャル・ファイナンシャルに現金約48億ドル(約4000億円) で売却することで早ければ29日中に合意に達する可能性がある。事情 に詳しい複数の関係者が明らかにした。

交渉が非公開であることを理由に同関係者が匿名で語ったところ によると、今回合意に至ればスター生命保険とAIGエジソン生命保 険をめぐり過去2年にわたってプルデンシャルのジョン・ストラング フェルド最高経営責任者(CEO)とAIGの間で断続的に行われて きた協議が実を結ぶことになる。交渉中の売却額は両生保部門の負債 を差し引いた簿価に近いという。

ストラングフェルドCEO(56)は株式や社債の発行、証券会社 の持ち分売却により昨年中に積み上げた余剰資本について、使い道を 検討している。

プルデンシャル広報担当のボブ・デフィリッポ氏とAIG広報担 当のマーク・ハー氏はいずれもコメントを控えた。

ライバルの保険会社が2008年の金融危機で失った資本の増強に 追われるなか、AIGのロバート・ベンモシュCEOは資産の整理を 進めている。今年3月にはアメリカン・ライフ・インシュアランス (アリコ)を米生保最大手メットライフに約155億ドルで売却するこ とで合意。同CEOはスターとエジソンの売却計画を09年にはいった ん取りやめていた。

米財務省はAIGへの出資を段階的に縮小することについて、A IGと協議していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしてい る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE