ドイツの将来的なユーロ支援は重債務国へのEUの対応次第-副財務相

ドイツのカンペーター副財務相 は、ユーロ圏を支えることへの同国の将来の姿勢は、欧州連合(E U)が域内重債務国の破たんを可能にする措置を支持するかどうか に左右されると発言した。

同副財務相は28日のベルリンでのインタビューで、「ドイツは ユーロ安定に向けた大きな責任を担う用意があるが、その代わりパ ートナーの各国も安定につながる新たな文化を支えることを求めた いということを、明確に表明してきた」と説明した。

メルケル政権は、財政赤字削減が進まない加盟国に対する制裁 が実施されるようにEUの条約を変更する呼び掛けを強めている。 ドイツの要求は、この日ブリュッセルで発表された欧州委員会の制 裁強化案から進んだものとなる。メルケル首相はかねて、危機阻止 に向けて「根本から」赤字問題に取り組むことが必要だと主張して きた。ギリシャを発端とする今回の危機でユーロは6月に4年ぶり 安値に落ち込んだ。

カンペーター副財務相は「ユーロへの圧力」は去っていないと し、4400億ユーロ(約50兆円)規模の欧州金融安定ファシリティ ー(EFSF)設立などユーロ安定に向けて取られた措置は市場を 一時的に落ち着かせたにすぎないと語った。さらに、条約変更がな ければ「ユーロ不安定化の次の段階では、これまでよりもはるかに 大きな問題に見舞われることになるだろう」と述べた。EFSFに はドイツが約25%を拠出している。