アコムの社債保証コストが大幅上昇、ドル建て劣後も-CDS取引

29日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、アコムの社債保証コストが上昇した。武富 士の会社更生法適用申請を受けて、アコムのCDSが前の日と比べ約18 %増の高い水準で取引された。

複数のトレーダーによると、経営破たんした武富士の影響を受けて 同じ消費者金融大手4社であるアコムが410ベーシスポイント(1bp =

0.01%)で取引された。CMA提供の28日のニューヨーク終値(347.9 bp)と比較すると62.1bp(17.8%)の上昇で、7月上旬以来、約2カ月 半ぶりの高水準となった。

消費者金融大手を傘下に持つ銀行のドル建て劣後債も取引された。 アコムが連結子会社である三菱東京UFJ銀行とプロミスを持分法適用 会社に持つ三井住友銀行がそれぞれ100bpで取引され、前の日と比べ10 bp程度上昇した。

オリックスの2年物は180bp、190bpで取引され、59.2bp上昇した。 日産自動車は横ばいの83bpで取引が成立している。

日本の投資適格級発行体で構成するマークイットiTraxx日 本指数のシリーズ14(S14)は103bp、103.5bp、104bp、103bpで取引 され、前日の終値(102.3bp)と比べ0.7bp上昇した。