台湾中銀:今年2度目の利上げか、不動産バブルの恐れ-30日に会合

台湾の中央銀行は30日の政策決定 会合で、今年2度目となる主要政策金利の引き上げをめぐり協議する 可能性がある。台湾の景気が回復する中、不動産バブルの恐れがある からだ。

ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査では、14 人中11人が政策金利を0.125ポイント引き上げ、1.5%にすると予想 した。3人は据え置きを見込んでいる。同中銀は政策金利を6月に過 去最低の1.25%から引き上げた。金利発表は台北時間午後3時(日本 時間同2時)以降の予定。

台湾経済は1-6月(上期)にこの30年余りで最も速いペースで 拡大し、住宅価格の上昇につながっている。世界経済の回復力を踏ま えて追加利上げを見送った韓国やオーストラリアと異なり、台湾中銀 は住宅価格の上昇が投機を示唆するとの懸念から利上げに動く可能性 がある。

中国信託商業銀行(台北)のエコノミスト、アラン・リャオ氏は 「4-6月(第2四半期)に力強く成長した台湾経済は7-9月(第 3四半期)も拡大が続き、これが引き締めサイクルを維持する上で台 湾中銀の支えとなろう」と指摘。住宅価格は引き続き「高水準」だと 述べた。