トヨタ:レアアース問題に対応へ、タスクフォースを社内に設置

ハイブリッド車のモーターなどに 使うレアアース(希土類)の安定調達が国内企業で課題となる中、自 動車メーカー世界最大のトヨタ自動車はレアアースについて検討する タスクフォースを社内に設置したことが分かった。トヨタ広報担当の ポール・ノラスコ氏が29日の電話取材に答えた。設置時期や目的など については明らかにしなかった。

レアアースをめぐっては、トヨタが今夏に新たな調達ルートの開 拓や使用済み部品からのリサイクルなどを推進する社内横断組織のタ スクフォースを設置していたと、29日付の日刊工業新聞が報じた。中 国政府が7月に輸出許可枠を減らす意向を示したのを受け、中国へ過 度に依存するリスクを軽減するためという。

レアアースは、生産で中国が9割以上のシェアを占める。中国で 日本向け輸出の30%を扱う中国稀土(チャイナ・レアアース・ホール ディングス)は28日、中国商務省の地方支部が免許発行を停止したこ とから、対日輸出が先週から停止していることを明らかにした。経済 産業省は中国のレアアース輸出規制問題をめぐり、事実関係を国内企 業から調査する方針を示している。

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