エルピーダ株が反発、最先端30ナノDRAMを12月量産

公的支援で再建中のDRAM会社 エルピーダメモリの株価が反発、一時は前日比58円(6.4%)高の 969円と、今月6日に記録した10%以来の上昇率となっている。回路 線幅を世界最先端の30ナノ(ナノは10億分の1)メートル台前半に 抑えたDRAMを開発し、12月から量産すると発表したことが材料。

量産開始は29日付の日本経済新聞朝刊が報道。日経は今回の量産 開始によりエルピーダが、7月に30ナノ台半ばで量産を始めた韓国サ ムスン電子を微細化競争で上回るとしていた。同社広報担当の斎藤英 樹氏によると、新製品の生産コストは昨年暮れに量産開始した40ナノ 製品を3割程度下回る。

みずほインベスターズ証券の石田雄一アナリストは、微細化競争 は「いたちごっこ」で、来年にサムスンが抜き返す可能性があるとし ながらも、今回のリードは評価できるとコメント。「DRAMの市況 低下を背景に、各社ともコストを下げる必要性がある」とも指摘した。

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