UBSの投資銀行部門:ケンジェター氏が単独の責任者に

スイス最大の銀行UBSは、投資 銀行部門のカーステン・ケンジェター共同責任者を単独の責任者に任 命した。同じく共同責任者だったアレクサンダー・ウィルモットシッ トウェル氏は、アジア太平洋部門の共同会長および共同最高経営責任 者(CEO)に就任する。

ウィルモットシットウェル氏(49)は、ユン・チウォン氏ととも にアジア太平洋部門の指揮を執る。同行が28日、発表文で明らかに した。ウィルモットシットウェル氏は11月1日に香港で新ポストに 就く。同氏とケンジェター氏(43)は2009年4月から投資銀行部門 を率いてきた。

UBSは予想以上のトレーディング収入を支えに10年4-6月 (第2四半期)の利益がアナリスト予想を上回った。投資銀行部門の 1-6月(上期)の営業収支は79億9000万スイス・フラン(約6900 億円)のプラス。前年同期は1億2900万フランのマイナスだった。

オズワルド・グルーベルCEOは発表文で、ウィルモットシット ウェル、ケンジェター両氏が「投資銀行部門を好転させる上で大きく 貢献した」と言明。ケンジェター氏が同部門を「当行の中期目標に沿 った持続可能な成功に導き続けてくれると確信している」と述べた。

同氏は08年にゴールドマン・サックス・グループからUBS入 りしている。ユン氏(51)は09年6月にアジア太平洋部門の会長兼 CEOに指名された。