医療機関の薬剤過払いめぐる訴訟、米最高裁が製薬会社の申し立て受理

公営病院や地域診療所が医薬品を 割引価格で購入できる連邦プログラムに製薬会社が違反したとしてカ リフォルニア州サンタクララ郡が起こした訴訟で、米連邦最高裁は28 日、訴訟を退けるよう求めている製薬会社の申し立てを受理した。

サンフランシスコ連邦高裁が、医療機関は製薬会社と連邦政府間 の契約の履行を求めて提訴することが可能だとの判断を下したのを受 け、米ファイザーやメルク、仏サノフィ・アベンティスの子会社など が最高裁に不服を申し立てていた。

ファイザー株を保有していたため、同社に関連した訴訟の担当を 自粛していたロバーツ最高裁長官も、28日の決定に参加。同長官は先 月、ファイザー株を売却した。最高裁のキャシー・アーバーグ報道官 が明らかにした。

訴訟の焦点になっているのは、外来患者用医薬品に合計で年間約 40億ドル(約3400億円)を支出している1万4500に上る医療機関の 権利。2006年の政府報告書によると、これらの医療機関の過払い額は 1カ月当たり390万ドルに上った。

連邦高裁が、製薬会社と連邦政府間の契約履行を求める訴えを医 療機関が起こすことは認められると判断したのに対し、製薬会社側は、 医薬品の割安購入プログラムの根拠となる連邦法は、私的訴訟を認め ていないと主張している。

-- Editors: Jim Rubin, Laurie Asseo.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Greg Stohr in Washington at +1-202-624-1841 or gstohr@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Mark Silva at 1-202-654-4315 or msilva34@bloomberg.net.

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