米シアーズ金融部門の社債保証コストが大幅低下-CDS取引

28日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米百貨店チェーン最大手、シアーズ・ ホールディグスの金融部門の社債保証コストが3割強、低下した。同 社の債券発行計画を受け、金融部門の社債保証がほぼ不要になるとの 観測が広がった。

CMAによると、シアーズの金融部門、シアーズ・ローバック・ アクセプタンスの社債のCDSスプレッドは127ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)下げて254.5bp。低下幅は過去最大だ った。シアーズ・ホールディングスは8年債5億ドル(約420億円) の発行計画を発表。同社の前回の起債は2003年6月で、シアーズ・ ローバック・アクセプタンスを通じての実施だった。

プリマス・アセット・マネジメントのシニアトレーダー、アンド ルー・クアン氏(ニューヨーク在勤)は今回の債券発行計画について、 「シアーズ・ローバック・アクセプタンスのこれ以上の債務拡大はな いと解釈されている」と述べ、同部門が抱える債務が12年までに3 億ドルに減少するとの予想を示した。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドはニューヨ ーク時間午後3時21分(日本時間29日午前4時21分)現在、1.1 bp低下して108.8bp。一時は1.3bp上昇する場面もあった。

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