「調和」の取れた世界通貨システムの構築を-ド・ラロジエール氏

国際通貨基金(IMF)の元専 務理事でフランス銀行(中央銀行)総裁も務めたことのあるジャッ ク・ド・ラロジエール氏は、20カ国・地域(G20)首脳は通貨切り 下げ競争によるリスクを回避するために「より調和の取れた」世界通 貨システムを構築する必要があるとの見解を述べた。

ド・ラロジエール氏は28日、ブリュッセルでブルームバーグ・ テレビジョンのインタビューに答え、「われわれの国際的な通貨シス テムはあまり機能していない」と述べ、「これを本当に懸念している」 と続けた。

ブラジルのマンテガ財務相は27日、各国が輸出を押し上げるた めに通貨を切り下げようとする「通貨戦争」が始まったと述べた。

ド・ラロジエール氏は今の国際通貨システムでは、「関係者が市 場に介入し、程度の差はあれども、他国の通貨に対して相場を固定し ようとの政策がみられる」と述べ、「近隣窮乏化的な姿勢」につなが る通貨政策は「非常に危険だ」と述べた。

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