海外買収ファンドの対中投資減少、地場との競争で-ブラックストーン

米買収ファンドのブラックストー ン・グループの大中華圏部門会長を務める梁錦松氏は、海外プライベ ートエクイティ-(PE、未公開株)投資会社による中国への投資が 減少したことを明らかにした。中国系ファンドとの競争で資産価格が 上昇したことを理由に挙げた。

梁氏は28日、「スーパーリターン」と題された会議に出席した香 港でインタビューに応じ、一部の中国国内ファンドはより積極的で、 海外投資会社に競り勝つ傾向があると指摘。資本不足と資産評価の引 き上げ要求も海外の投資会社にとっては課題となっているとも語った。

同氏は会議で「他国と比較して、中国ではいまだにプレミアム(上 乗せ)付きで取引されている」と述べ、「成長していると主張できる。 だが、その一方でメッセージは『安くない』」ということだと続けた。

ブルームバーグがまとめたデータによると、海外投資会社による 中国への投資額は7-9月(第3四半期)に6億7500万ドル(約570 億円)と、1-3月(第1四半期)に比べると27%減少した。投資案 件は19件と、同26件から減った。