英国:4-6月GDP確定値、前期比1.2%増-改定と同じ

英国の4-6月(第2四半期)国 内総生産(GDP)確定値は前期比1.2%増加と、8月27日公表の改 定値から変わらず。2008年以降で最大の政府歳出の伸びと建設急増で、 9年ぶり高成長となった。

英政府統計局(ONS)が28日発表した。確定値はブルームバー グがまとめたエコノミスト27人の調査中央値とも一致した。前年同期 比(1.7%増)も改定値から変わらず。

国際通貨基金(IMF)は27日、英国の2011年経済成長率見通 しを下方修正した。さらに、イングランド銀行(英中央銀行)は景気 回復が失速した場合、追加景気刺激策を講じる準備をすべきだとの見 解を示した。英国は記録的な財政赤字への取り組みで、戦後最大の予 算削減に直面する見通しだ。

コメルツ銀行(ロンドン)のエコノミスト、ピーター・ディクソ ン氏は電話インタビューで、GDPへの「政府の寄与が多いほど、こ れがなくなった場合の反動も大きい」と述べ、「成長はかなり鈍化する だろう」との見方を示した。

ONSは政府支出を前期比0.3%増から1%増に上方修正した。 これは6四半期で最大の伸び。