【注目株】トヨタ、東急不、アサヒ、北海道電、OSG、芝浦メカ

きょうの日本株市場で、株価変動 が予想される材料銘柄は以下の通り。

トヨタ自動車(7203):子会社のダイハツ工業(7262)からOEM (相手先ブランドによる生産)供給を受け、軽自動車販売に参入する。 トヨタ系列の販売店で売り出す。

東急不動産(8815):匿名組合出資するSPC(特定目的会社)が ビルを売却することに伴い予想を上回る配当が発生、2011年3月期 (今期)の連結営業利益は前回予想比72%増の620億円に膨らむ見込 みとなった。ただ、ゴルフ場事業部門の会社分割に絡む特別損失289 億円を計上する予定で、純利益予想は115億円で据え置いた。

アサヒビール(2502):中国食品・流通最大手、頂新グループの持 株会社である頂新ホールディングの第三者割当増資を引き受け、発行 済株式ベースで頂新株式の約6.54%を取得すると28日に発表した。 引き受け金額は5億2000万米ドル(438億円)。

北海道電力(9509):夏季の高温に加え、産業の生産回復などで販 売電力量が増加、11年3月通期の連結経常利益は前期比57%増の280 億円になる見込み。前回予想の250億円から12%の増額修正。半面、 純利益予想は110億円から100億円に9%減額。電気事業法に基づく 渇水準備金の引き当てなどを考慮した。

OSG(6136):自動車やIT業界の生産回復、在庫調整の進展に 伴い精密工具需要が回復、10年11月通期の連結純利益は38億円と前 回予想の33億円から上振れる見込みとなった。前期は38億円の赤字。

芝浦メカトロニクス(6590):円高・ウォン安傾向に伴う価格競争 激化で製品販売価格が下落、11年3月通期の連結純利益予想を20億 円から4億5000万円に78%減額修正した。前期は18億円の赤字。

新生銀行(8303):13年3月期を最終年度とする中期経営計画を 見直した、と28日に発表。最終年度の純利益目標を当初計画比190 億円上積みし、510億円とした。経営環境の変化を踏まえ、注力業務 分野を明確化、追加の経費削減策を実施する。

メイテック(9744):主力の技術者派遣事業の稼働率が期初計画を 上回るとし、4-9月(上期)の連結純利益予想を従来の10億円から 15億円に5割引き上げた。前年同期は12億円の赤字だった。

ハニーズ(2792):既存店の活性化を図り、季節商品を強化したほ か、トータルコーディネート提案にも注力、6-8月(第1四半期) の連結営業利益は前年同期比19倍の7億6000万円となった。据え置 かれた通期計画(50億円)に対する進ちょく率は15%。

エア・ウォーター(4088):鉄鋼をはじめとする大口顧客向けガス 供給の回復が持続、基礎化学品の市況も好転し、4-9月(上期)の 連結純利益予想を55億円から66億円に20%引き上げた。海水事業な ど、小規模ながら収益性の高い多様な事業群「ねずみ集団」も着実に 業績が向上中という。

シーエーシー(4725):資産の効率化と有効活用を図るため、保有 有価証券1銘柄を売却、6億3100万円の売却益が発生した。10年12 月期の業績予想への影響は現在精査中。

シミック(2309):腎疾患の新たなバイオマーカーとして注目され る尿中のL型脂肪酸結合たんぱく(L-FABP)を高感度で測定で きる体外診断用医薬品「レナプロL-FABPテスト」の製造販売承 認を、日本の認可当局から取得した。11年1月以降に製品として発売 する。

国際放映(9604):親会社の東宝(9602)は28日、子会社の国際 放映株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。TOB価 格は1株100円で、過去3カ月間の株価終値の平均84円に19%のプ レミアムを乗せた。買付価格は7億6100万円、TOB期間は29日か ら11月11日。

伊藤忠食品(2692):12月中旬開催予定の定時株主総会で「定款 の一部変更」が承認されることを前提に、決算期末を現在の9月30 日から3月31日に変更する。