米3州、生保の商慣行を調査-メットライフの問題点を判事が指摘

米国のネバダ、カリフォルニア、 ジョージア3州の監督当局は、生命保険会社の保険金支払い方法を対 象にした調査を開始もしくは強化した。

ネバダ州リノ連邦地裁のラリー・ヒックス判事が、「資産口座」 と呼ばれる商品をめぐる米生保最大手メットライフを相手取った訴訟 を棄却した一方で、この商品のマーケティング手法は「本質的に誤解 を招きやすい」と指摘したのを受けた措置。

保険各社は当局の法的権限に基づき、マーケティングや情報開示、 商慣行の改善を義務付けられる可能性もある。ヒックス判事は10日、 メットライフは資産口座が米連邦預金保険公社(FDIC)の保証対 象になるという誤った印象を消費者に与えたと指摘。一方、受益者の 資金は失われていないとして訴訟そのものは棄却した。

メットライフの広報担当ジョン・カラグナ氏は、同社は調査に協 力していると表明。その上で、訴訟棄却の判決は同社の主張を「完全」 に支持するものだったとの認識を示した。