ドイツ連銀:保有金、6.5トン上回る売却計画せず-中銀合意2年目

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は、 金売却を制限する中央銀行間の最新合意に基づき、合意発効後2年目 となる27日以降の1年間で、保有金最大6.5トンを売却する計画だ。 これを上回る量の売却は行わない。

ドイツの金準備高は、米国に次いで世界で2番目に多い。産金業 界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)がまとめた14日ま でのデータによれば、中銀間の最新合意の初年度は26日に終了し、独 連銀はこの間5.2トンの金を売却した。ドイツの1年間の金売却量が 過去最も多かったのは2001年の12トン。

独連銀は27日、「財務省とすでに合意している6.5トンのほかに さらに金を売却するため、最新合意の2年目に売却権を行使するつも りはない」との声明を発表した。

金相場は10年連続の値上がりを目指す勢いで、少なくとも1920 年以後で最も長い上昇局面となっている。各国が協調せずに金売却を 進めれば市場が混乱し、金価格が下落するとの懸念から10年余り前に 最初の中銀間の合意が発表された。

WGCのデータによれば、ドイツの金準備は今月時点で3402.5 トン、米国は8133.5トンとなっている。

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