タイソン、反ダンピング関税の撤回模索-中国が米国産鶏肉へ課税開始

米鶏肉加工最大手タイソン・フー ズは、中国が米国産鶏肉製品に反ダンピング(不当廉売)関税の適用 を決定したのを受け、撤回を求めていく姿勢を明らかにした。

タイソンの広報担当者ゲーリー・マイケルソン氏は27日、電子 メールを通じ「今回のニュースには失望しており、今後も米国政府お よび当社が加盟する貿易団体を通じて、決定の撤回を働き掛けていく」 と述べた。「当社は、利益のでる形で中国への鶏肉輸出を継続するため に最大限の努力を払う意向であるとともに、別の市場への販路拡大に も努める」と指摘した。

中国商務省は、27日から米国産鶏肉製品に最高105.4%の反ダ ンピング関税を課す。同省は26日、中国側の調査に協力した米鶏肉 業者に対する税率は50.3-53.4%、協力しなかった業者は105.4% になると説明。タイソンの製品には50.3%が適用される予定だ。

マイケルソン氏は、今回の課税で同社の中国向け出荷が減少する かについては言及を避けた。

タイソン株は27日のニューヨーク市場で43セント(2.8%)安 の15.22ドルで終了。年初からは24%上昇している。