NY原油時間外:下落、76ドル台-ドル高やガソリン在庫増観測を嫌気

ニューヨーク原油先物相場は28 日の時間外取引で下落。ドルが対ユーロで上昇したことや米ガソリン 在庫の増加観測を嫌気した。

27日の米株式相場は反落。また、ユーロは対ドルで4カ月ぶりの 高値から下落した。欧州の銀行やアイルランド、ポルトガルなどの債 務懸念が再燃する兆しが響いた。米エネルギー省が29日発表する先週 のガソリン在庫は半年ぶりの高水準に増加したと予想されている。

ナショナル・オーストラリア銀行の鉱物・エネルギー担当エコノ ミスト、ベン・ウェストモア氏(メルボルン在勤)は「在庫削減は進 んでいない。経済活動は上向いていない。原油相場は前日の株式相場 に追随した」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は一時、 40セント(0.5%)安の1バレル=76.12ドルを付けた。シドニー時間 午前10時23分(日本時間同9時23分)現在、76.31ドルで推移して いる。前日は3セント高の76.52ドルで引けた。年初来では4%の下 落。