KYB株が2年ぶり高値、中国での建機需要増見込みTIWは格上げ

トヨタ自動車を中心にショックア ブソーバー製造でトップシェアのKYB(カヤバ工業)株が一時、前 日比5%高の459円と続伸。2008年7月以来、およそ2年2カ月ぶり に高値を付けた。中国でのおう盛な建設機械向け需要で堅調な収益が 期待できるとして、独立系調査会社のティー・アイ・ダヴリュは投資 判断を引き上げており、今後の好業績を見込む買いが膨らんだ。

TIWは27日、KYBの投資判断を従来の「2+(中立プラス)」 から「1(ポジティブ)」に格上げした。高田悟シニアアナリストは投 資家向けリポートで、10月以降、国内ではエコカー購買補助金終了に よる四輪向けショックアブソーバーの減速は見込まれるが、建機向け 油圧機器は中国での建機需要増を受け、従来想定以上に上向くだろう との見方を示した。油圧機器の好調により、今期純利益は過去最高益 の更新を予想している。

会社側の11年3月期の純利益予想は、08年3月期の最高益84億 円を抜いて前期比16倍の110億円を計画、TIWも同水準を見込む。 また12年3月期も、引き続き中国での建機向け需要を捉えた堅調な業 績が期待できると、高田氏は指摘。1けたの予想PERなど投資指標 面に割高感がなく、「株価は足下堅調だが、さらに上昇余地がある」と していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE